琉球昆虫は2024年に沖縄県うるま市で創業した昆虫ベンチャーです。
私は大学時代に「病害虫防除」を専攻し、人気のある一部の昆虫を除いたほとんどは農業・衛生害虫として扱われ、「昆虫=駆除」の考えを持っていましたが、2013年にFAO(国際連合食糧農業機関)が発表した報告書をきっかけに「昆虫=有用資源」という考えに変わり、特に食料・飼料といった食資源での可能性を感じたことから、その後10年以上に渡って応用昆虫学(昆虫食科学)について知見を深めてきました。
昆虫も限りある資源であることを考えると、これからの時代は駆除ではなく昆虫の生理・生態を調べて有効利用してく時代だと考えています。
当社は『昆虫の総合的な産業利用』をテーマに、昆虫が秘める多様な可能性を産業に結びつけ、昆虫を通して日本と世界の課題解決に取り組んでいきます。
私たちが活動する沖縄・鹿児島の南西諸島は国内唯一の亜熱帯地域に属し、年間を通して温暖な気候に恵まれることから、多種多様な昆虫たち生息し、飼育環境にも適しています。
この地理的な優位性を活かし、現在は「昆虫の食料・飼料利用」に注目し、未利用資源を活用した循環型昆虫養殖システムの構築や「昆虫(食)の6次産業化」を目指し、食を通して昆虫の可能性を発信していきたいと考えています。
2025年度には大学発ベンチャーの認定を受け、国内唯一の亜熱帯地域で活動する『大学発昆虫ベンチャー』として、南西諸島からできることに果敢に挑戦してまいります。
2026年4月
琉球昆虫株式会社
代表取締役
藤田 匠